こんにちは、OYAJIです。今日は、あの有名な宮崎駿監督が受賞したニュースをお届けします。ラモン・マグサイサイ賞についても詳しく解説します。今回もよろしくお願いします。
記事元:日本経済新聞
【宮崎駿氏が2024年ラモン・マグサイサイ賞を受賞!】ラモン・マグサイサイ賞とは?
ラモン・マグサイサイ賞は、アジアの社会貢献者や人道主義者を称えるために1957年に設立された賞です。この賞は、フィリピンの元大統領、ラモン・マグサイサイ氏を記念して作られました。賞のカテゴリーは政治、経済、文化、社会、環境など多岐にわたり、受賞者には賞金とメダルが贈られその業績が広く称賛されます。
ラモン・マグサイサイ元大統領とは?
ラモン・マグサイサイ氏は、1953年から1957年までフィリピンの第7代大統領を務めました。彼は農村開発とインフラ整備に力を入れ、庶民に対する誠実な姿勢で多くの人々に愛されました。第二次世界大戦中にはゲリラとして活躍し、その後フィリピンに戻って政治活動を始めました。彼の名を冠したマグサイサイ賞は、アジアの優れた社会貢献者や人道主義者を称えるものとして広く認識されています。
宮崎駿氏が受賞‼
スタジオジブリの宮崎駿監督がラモン・マグサイサイ賞を受賞しその授与式が16日行われました。宮崎監督は、その卓越した映画制作技術とアニメーション映画の分野での革新的な貢献が高く評価されました。ラモン・マグサイサイ賞財団は先月31日の受賞者発表時に「作品は商業的に成功しただけでなく、人間の在り方への深い理解を表現し、見る人に自省と思いやりを促している」と宮崎駿氏を称賛しました。
また財団は宮崎さんが作品の筋書きを単純化せず「環境保護や平和、女性の権利といった問題を芸術を通して子どもに理解させている」と評価。「子どもの心を開き、根本的な問題を投げかけ、楽しませながら教育している」と強調し宮崎駿氏について「想像力の担い手である子どもたちに、自身の光とひらめきを与えている」と称えました。
授賞式で宮崎監督は、「先の戦時中に元日本軍がフィリピンで現地の人達を殺害したことがある。日本人はこの事を決して忘れてはいけない。」と述べ、そうした歴史がある中、フィリピンから贈られる賞を「厳粛に受け止めている」強調しました。この発言は多くのメディアで取り上げられ、大きな反響を呼んでいます。
まとめ
ラモン・マグサイサイ賞は、アジアの社会貢献者や人道主義者を称える重要な賞です。宮崎駿監督の受賞は、その意義をさらに高めるものであり、彼の作品が持つ影響力はますます広がっています。これからも宮崎監督の活動に注目が集まる事でしょう。また、コメントの中にあった「戦時中の元日本軍のフィリピン人殺害」についてOYAJIは知らなかったので、この事を検索してみました。以下のページが当時の出来事について詳しく解説していますので、気になった方は是非ご覧ください。