登山家 野口健氏、水原一平容疑者に対する発言を釈明

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アルピニストの野口健氏が16日、自身の「X」(旧ツイッター)を更新。ドジャース・大谷翔平投手の元専属通訳で、銀行詐欺容疑で訴追された水原一平容疑者に対する〝発言〟の真意を説明しました。
記事元:dmenuニュース

「万死に値する」とx(旧Twitter)に投稿

野口健氏は12日、水原容疑者の一連の報道を受け自身の「X」で「〝万死に値する〟という言葉が頭を過る」という表現を用いて水原容疑者を非難。この投稿に対して「ギャンブル依存症問題を考える会」などから削除要請があり同氏は該当の投稿を削除しました。

野口健氏、16日に発言の意味を説明

野口健氏は16日、自身の「x」を更新。水原一平容疑者に対する発言の真意を説明しました。

「『比喩』としての言葉だと私なりに解釈し使いましたが、しかし、ダイレクトに『死』という印象を抱くという意見も一部にありました。人の数だけ解釈がありますから色々な受け止め方があるのだと思います」

「『生涯をかけて償ってほしい』というのが私の率直な感想」「しかし、最初の表現の印象が強すぎたのもしれません」とつづると「『われ万死に値す』という竹下登元総理の言葉を引用した本が本棚にありますので、スッと頭の中をよぎったのかもしれません。特段こだわりのある表現でもありませんし、何よりも不快に感じられる方々がいらっしゃるとのことですから、削除致しました」

と説明しました。では、「万死に値する」とはどんな意味が含まれているのでしょうか?ネットを調べてみると・・

「万死に値する」という言葉の意味

「万死に値する」という言葉は、極めて重大な罪や過ちを犯し、死んでも償いきれない と意味を表す慣用句です。死刑に値するという意味合いもありますが、単に死刑になると言う意味ではなくそれ以上の思い罪悪感や責任を伴うニュアンスを含んでいます。
使われ方の例として

  • あの政治家は、汚職スキャンダルで国民を裏切り、万死に値する罪を犯した。
  • 医師のミスにより、患者が亡くなった。これは万死に値する過ちだ。
  • 企業の不祥事により、多くの人々が被害を受けた。経営陣は万死に値する責任を負うべきだ

言葉を使用するときの注意点

「万死に値する」という言葉は、非常に強い表現であり、安易に使用すべきではなかったと思います。実際に死刑に値するという意味で使われることもありますが、あくまでも比喩的な表現でとどめることが重要です。また、この言葉は相手を責め立てたり、今回のように非難したりする際に使われることが多いので、使用には十分注意し、言葉の意味を理解することが必要になってきます。そのため「万死に値する」の類似表現をできるだけ使用するようにし、相手を尊重し、思いやりのある言葉を使いを心がけることが大切だと思います。

類似表現

  • 断罪されるべき
  • 許されるべきではない
  • 極刑に処されるべき  など