【大東市長選挙、維新敗北】新人で元大東市職員のおおさか伸子氏が当選

新着記事

現市長の任期満了に伴う大阪・大東市(だいとう)の市長選挙が21日に行われ、無所属の新人で元大東市職員のおおさか伸子氏が大阪維新の会公認の前市議などを破って当選を果たしました。
記事元:YAHOOニュース

【大東市長選挙、維新敗北】大東市は日本維新会の幹事長の「おひざ元」

大東市は日本維新の会幹事長の藤田文武衆議院議員の「おひざ元」。その大東市で2000票以上の差を付けられたことは「完敗」だとして維新の幹部からは落胆の声が漏れているそうです。

新市長、おおさか伸子氏とは?

新市長のおおさか伸子氏は市職員時代に保健医療部高齢介護室の課長を務め、また介護予防のための高齢者向け体操「大東元気でまっせ体操」の考案者として知られた人物です。今回政党の支援を断り無所属ながらも選挙戦を戦い抜き勝利した背景に関係者からは「高齢者介護に関わる市職員として、選挙の前から地域を回っていたおおさかさんのこれまでの行動が、当選という結果につながったのではないか」と話しています。

おおさか伸子氏プロフィール
1967年12月19日生まれ
●元大東市保健医療部課長
●博士(保健学)
●理学療法士
【学歴】
2011年
IBU四天王寺大学 大学院人文社会学研究科
博士前期課程修了
2019年
大阪公立大学 大学院 総合リハビリテーション学研究科
博士後期課程修了
〇おおさか伸子公式サイト

市長選に勝利はしたが、

日本維新の会公認候補を破り新市長となったおおさか伸子氏ですが、この結果がすぐに維新の会の求心力に影響を及ぼすことは難しいと言えるでしょう。同じ日に行われた市議会選挙では、大阪維新の会公認候補の5人全員が当選し、維新の会は市議会で最大会派となりました。今後、新市長は維新の会とどのように協力して市の運営を進めていくのか、注目されています 。